甲乙はどちらが上、甲乙丙丁をどうつければいいの?

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表
有料職業紹介許可有

甲乙はどちらが上、どうつければいいの?

原則

原則的に、どちらがという決まりはないです。
ただ、
「甲乙つけがたい」
などの言葉もあり、
かつ、一般には最初に呼ばれる方が、偉いという考え方で、
甲の方が偉いという考え方があります。

そのため、お客様などを甲とすることが多いです。

大企業と中小企業などの契約書でも、
大企業側は甲となることが多いようです。

最後に記名押印等をするのは!

ただ、契約書の最後に締めのように、記名捺印する側になるのは
乙であることから、乙の方が最終的に責任を持つということで、
乙が上位者という考え方もあります。

そのため、どちらが上とも言えません。

ぶっちゃけ

出てきた順に、順に振っていいんじゃないでしょうか?

第三者目

ただ、保証人など、第三者目’(甲乙丙)、第四者目(甲乙丙丁)が出てくる場合は、
契約当事者を、甲乙とする方がいいとは思います。

ただ、そもそもやめた方がいい

ただ、甲乙丙丁の記載自体をやめた方がいいです。
それについては、
止めましょう!危険です!甲乙丙丁戊(こうおつへいていぼ)の表記
を参考にしてください。

甲乙表記を止める

契約書関連ページ

その他の契約関するページをまとめたものは↓ページです。
サルでもわかる契約!まとめ:契約書の教科書(契約書チェック・作成)

消費者庁の契約に関するページ

 © 行政書士 植村総合事務所 所長 行政書士 植村貴昭

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