想像力が試される!契約書作成時の頭の使い方!|契約の教科書
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
契約書作成時に考えなければならないこと
契約書作成時に考えることは大きく分けると4つです。
-
- 通常運転(契約がきちっと履行されている時)のオペレーションをいかに簡単に、
スムーズに流すことができるにはどうすればいいか。 - 相手もこちらも契約を履行する意思はあるが、天変地異などの不可抗力や、
そこまでではないのものの、単に、機械の故障、担当者の不注意、担当者の度忘れ
などがあったときにどうやってそれに気が付き、リカバリーするか。 - 相手が履行の意思がなくなった場合、や破産した場合に、
どのようにダメージを減らすか。
履行を強制できるか、損害賠償を取るか、契約を解除するか。 - こちらが契約をやめたくなった場合に、いかに綺麗に別れられるか。
- 通常運転(契約がきちっと履行されている時)のオペレーションをいかに簡単に、
だと思います。
そのため、契約書を作っている時に、想像力を駆使して、
いろんな状況を考えてみる必要があります。
契約書の作成は、面倒な作業ではなく、
実にクリエイティブな想像力を必要とする作業なのです。
契約書関連ページ
その他の契約関するページをまとめたものは↓ページです。
サルでもわかる契約!まとめ:契約書の教科書(契約書チェック・作成)
©行政書士 植村総合事務所 弁理士 植村総合事務所 所長弁理士・行政書士 植村貴昭