寝過ごして真っ青!!|特定技能 ビルクリーニング

寝過ごして真っ青!!

 

外国人技能実習制度

我が国が先進国としての役割を果たしつつ、国際社会との調和ある発展を図っていくため、
技能、技術、又は知識の開発途上国への移転を図り、開発途上国等の経済発展を担う
「人づくり」に協力することを目的としております。

平成28年11月28日に公布され、平成29年11月1日に施行された
外国人の技能実習の適正な実施及び技能実習生の適正な実施及び技能実習生の保護に関する法律
(平成28年法律第89号)に基づいて、新しい技能実習制度が実施されています。

もともと「外国人技能実習制度」とは、1951年に施行された
「出入国管理及び難民認定法(入管法)」を根拠に実施されたことを発端にして
その後も何度も改正が繰り返されてきた制度です。

具体的には、2017年11月に技能実習法が施行されたことで、
以前より「入管法」で定められた項目を、技能実習法によって規定し直しています。

外国人技能実習制度には「技能実習は労働力の需給の調整の手段として行われてはならない」
と明記されていますが、現在問題になっている日本の労働力不足という背景を踏まえると、
外国人労働者の受け入れを実質的な目的として発展したことは否めないでしょう。

ルール・インスペクション業務

ホテルのインスペクションとは客室の清掃・ルームメイクのチェックをすることです
(最終的なチェックはホテルの支配人の仕事ですが)。

ビルメン課での最後の2年間、私は新浦安の某ホテルの
ルール・インスペクション業務を任されました。
そのホテルは新浦安ということもあって、
ディズニーランドの宿泊客が多く(殆ど!)結構稼働率の良いホテルでした。

各階一人が担当し50部屋程任されていたと思います。
12階建で、最上階にはスイートルームが有った記憶があります。

客室清掃担当者は各階に5~6名で、一人平均10部屋程清掃・ベッドメイクを実施しますが
今考えるるとそれはそれは毎日戦場のような忙しさでした。
宿泊客のチェックアウトからチェックインの5時間の間に
50部屋全ての清掃・ルームメイクとルーム・インスペクションを完了させなければなりません。

宿泊客の要望で宿泊客の増減が発生した時は、地下の倉庫からベッドの増設(減らすことも)
リネンの移動等も私たちの仕事でした。

ここでは一部しか紹介出来ませんが、
ルーム・インスペクションは、ベッドメイクは綺麗に出来ているか、
ピロー(枕)は逆になっていないか、ライトは点灯するか、
グラスは欠けていないか、床に髪の毛が落ちていないか、
便器の汚れは無いか、リネン数は揃っているか、バスタブに汚れが残ってないか等
チェックは書ききれない程たくさんの項目があり、
一つでもチェックを怠ると、宿泊客からクレームが出ます
(それとともに支配人からのキビシイお𠮟りが有ります)。

時間内にインスペクションができて宿泊客のクレームも無く一日の仕事を終えられた時は
この上なく幸せな気分を味わうことが出来ました。

その頃、横浜に住んでいましたので帰りの東海道線では、
お酒も進み(座れたので、ちょっとした旅行気分)、
寝過ごしてタクシー代がバカにならない金額に
酔いもイッペンに冷めた事が何度もありました。

その当時の客室清掃担当者に外国人労働者はいませんでしたが、
「特定技能2号」に宿泊業があったので、ゆくゆくは多くなるのでは・・・と思っています。

ただ、外国人労働者を日本に受け入れるにあたって、
その本来の目的である「外国への技術や知識の移転」を忘れてはいけないと思います。

昨今、国会でも技能実習制度によって来日した多くの外国人労働者を取り巻く
劣悪な労働環境が問題視されています。
その問題の根幹には、先に指摘したようなダブルスタンダードの“捻じれ“が存在していることを、
前提として理解しておくべきであることは言うまでありません。