クーリングオフ 具体例 購入:悪徳商法対策

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表
有料職業紹介許可有
購入 家、保険、リフォーム、太陽光発電
家、保険、リフォーム、太陽光発電などを購入するときに考慮すること

購 入

これから記載する内容は、
一概に、ダメというわけではなく、いろいろ・・・

(1)家購入(賃貸と購入どちらが得か)

家を買おうと思っている方は多いと思います。
賃貸とどちらが得かということもよく話題になります。
正直、ライフスタイルによるとしか言えません。
リスクはどちらにもあります。
ただ、家を購入した場合には大きなリスクを伴う、ということは言えます。

A 持ち家のリスクについて

① ローンの間安定した収入が得られつづけるか?
② 引っ越しをしなければならなくなった場合、家が足かせになる。
  ●年を取って病院のそばが良くなっても引っ越せない。
  ●駅前が良くても引っ越せない。
  ●子供のそばに引っ越せない。
③ 子供などが居なくなり、一人暮らしになった場合等、
  広い家がいらなくなり不要な広い家を無駄にする。
④ 地震のリスクもあります。
⑤ 実はきれいで新しい家を最も必要とするのは老後です。
  古い家は寿命を短くします。(カビ、隙間風、段差、火事等)
⑥ リフォーム費用 
  家は快適に住み続けるためには、大きな額のメンテナンス費用が掛かります。
 (給湯、床暖、ガスコンロ、暖房器具、絨毯、壁紙等)

B 賃貸のリスクについて

① 定年後の収入がなくなった時も負担をし続けることが可能か?
② 大家が貸してくれなくなるリスク
③ 持ち家を持っていないという、社会的評価

以上を考え合わせると、どちらがいいかはわからないというのが本当です。
ただ、リスクは賃貸の方が低いかとは思います。

どっちが得かという点も、持ち家は家がぼろくなっても
我慢すれば済むということはできます。
(ただ、寿命を縮めるとは思います。)

よく考えて、購入を決めてください。

(2)保険


保険は2番目に高い買い物といわれています。
健康保険ですが、入院の日数に実は制限があり、
入っていればどんなに入院していても大丈夫というわけではないです。
最大でも、700日ぐらいがマックスです。
正直、700日分って、700万円とかです。
大きな病気になって、700万円で足りるだろうかと考えてみて下さい。
逆に、700万円の貯金があれば、十分に対応可能であるということでもあります。

死亡保険ですが、大抵、65歳までしか保証していません。
現在、65歳までに死ぬ方はかなり少ないです。
「死んだときに備える」といいますが、
5000万円ほどの大金を死んだ後に必要になりますか?
保険は、「今の貯金額、各種の社会保険で、足りない分を賄えれば大丈夫」
という風に考えるべきです。

死んだ後に、大きなお金が残っても無意味です。
子供がいれば、子供が成人するまでいくらかかるかを逆算して決めるぐらいでいいのです。
例えば、母子家庭にはかなり手厚い保護があります。
奨学金なども出やすいので、あまり大きなお金は実は必要ありません。

(3)リフォーム

現在、建築会社の最もおいしい仕事がリフォーム工事だといわれています。
新築だと、建売がメインなため、他の業者と比較されるから大きな利幅をとれないです。
他方、リフォーム工事の場合、比較が難しく大きな利幅を取りやすいということです。

(4)太陽光発電

太陽光発電もよくお考え下さい。
今後、電力の買取価格はどんどん下がることが予想されています。
また、太陽光発電は日にちがたつにつれて効率が落ちていくことが分かっております。
さらに、太陽電池はカドミュウム(イタイイタイ病の原因物質)などの、
有害物質を含んでおります。
廃棄の処分の際にも費用が掛かる可能性があります。
また、途中で壊れるなどの可能性もあるということを考えて購入を決めてください。

(5)車

車は、非常に便利です。
ただ、維持費がかなりかかります。
具体的には、駐車場、車検、保険等です。
今は、シェアカー、レンタカー等もあるため、
どこまで必要なのかよくお考えの上、ご購入下さい。

クーリングオフ具体例 WEB編はこちら

 

消費者庁の商取引法のページはこちら ©行政書士 植村総合事務所 所長行政書士 植村貴明

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