ビザ オンライン申請のポイント №2

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表
有料職業紹介許可有

ビザオンライン申請をやってみました! №2

今回は、オンラインで申請されたビザの交付までをご説明いたします。

仮受付からビザの交付まで

申請後、まず

1.【在留申請オンラインシステム】
      申請受付完了のおしらせ

という、メールが飛んできますが、
これはあくまで【仮】
何か不明な点があると連絡があります。

その後、再度メールが届きます。
こんどは

2.【在留申請オンラインシステム】
   申請受付番号のお知らせ

これで本当に受付され審査が始まったことの連絡になります。

3.申請後、1週間以内に添付書類を
  管轄入管へ郵送します。

何しろ添付資料のほとんどは添付できないんです。
かなり容量が少ないので、添付できるのは写真くらいなものです。
というか写真は郵送では受付不可だそうで、
何が何でも画像データで送らなければなりません。

4.【在留資格オンラインシステム】
   審査完了に関するお知らせ

これは在留カードの交付のお知らせ、
つまり許可の連絡になります
そしてオンラインシステムを利用されるほとんどの方は
郵送での交付希望だと思います。

5.郵送交付の場合のポイント

在留カード(言うまでもないっす)
指示書(パスポートに貼ってあるもの)
手数料納付書
返信用簡易書留(赤レターパックOK、というか面倒くさくない)

※くれぐれもパスポートは同封しないこと! だそうです

在留カード交付入管は、日本全国一律東京入管おだいば分室になります。

〒135-0064
東京都江東区青海2-7-11 東京湾岸合同庁舎 9階
東京都出入国管理局在留管理情報部門オンライン申請手続班
おだいば分室内
電話:03-3599-1068

そして、必ず申請受付番号と人数を記載せよ! とのことです。

例 東オンCV〇〇〇〇〇〇〇〇~東オンCV〇〇〇〇〇〇〇〇まで(〇〇名分)

オンラインヘルプデスク 050-3786-3053
申請内容について   03-5363-3030

6.補足になりますが・・・

ちなみにですね。
特にオンライン申請は交付までが迅速(東オンの場合)なので
外国人の転出転入の時と在留カードの交付が重なってしまうことがあると思います。
現に、弊所がそうでした。
外国人がさっさと転出届をしてしまい、旧在留カードは入管へ郵送済み。
自治体に転入届を提出したところ、パスポートだけでは不足であるが
新在留カードが交付されたならば裏面に居住地の記載をするので来庁してくださいとのこと。

しかし、おだいば分室より連絡があり、新住所が住民基本台帳に反映されておらず
旧住所も転出済み。
そのため在留カードには、旧々住所地が記載してあるが
心配しないように・・とのことでした。
イレギュラーな例ですが、入管業務はイレギュラーがしょっちゅうです。

特定技能の場合、転出転入、在留カードの交付に
余裕がない場合が多いと思いますので要注意ですね。

 

出入国管理庁のオンライン申請に関するHPはこちら

ビザオンライン申請のポイント№1はこちら

©行政書士 植村総合事務所 所長 行政書士 植村貴昭