どっちが負担するの?振込手数料|契約の教科書(9)
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
契約の教科書(9)
振込手数料
正直しょうもないのですが、一般に請求は、今は銀行振り込みが普通で
手渡しということはほぼないと思います。
そのため、銀行振込手数料というものが必要になってしまいます。
今後、電子マネーでの決済が普通になれば、また変わってくるのかもしれませんが、
とりあえず今のところ銀行決済が、まあ普通でしょう。
「どちらが振込手数料を負担するのか?」
を、ちゃんと契約書に書いておきましょう。
本当に、つまらない額なんですが・・。
ちなみに、関東だと普通振込手数料は、支払う側が負担します。
今まで、振込手数料を引いて振り込んできた会社はありません。
が、関西だと、振込手数料を引いて振り込むということが普通のようです。
経理上、面倒なので、私は、嫌だなぁといつも思います。
もし、そんな額が気になるのであれば、依頼いただかなくてもいいのにとさえ思います。
実際、額は大したことが無いのに、
大きく損した気持ち
になります。
ただ、もちろん前もって契約書に書いてあれば、
そんなことは無いのです。
というわけで、契約書には、無駄なことで揉めたくないので、
振込手数料をどちらが負担するか、決めておくべきです。
個人的には、大阪の会社さんだと、受取人負担ということで、
勝手に振込手数料を引いて振り込んでくる方がいます。
(2度書いている気がしますが、植村にとって重要なので再度書きます。)
ぶっちゃけ、植村は小さい人間なので一気にやる気がなくなります。
契約書関連ページ
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サルでもわかる契約!まとめ:契約書の教科書(契約書チェック・作成)
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