ビザ取得の流れ:外国人が在留カードを受け取るまで
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
ビザ取得の流れ:外国人が在留カードを受け取るまで
本ページは、外国人が日本に来て、
日本に在留することが認めれていることの証明書である在留カードを
受け取るまでの手続(ビザの取り方)を説明しております
基本的に母国の日本領事館・日本大使館で手続きをおこないます
外国人が日本へ入国するまでのフローチャート
在留資格認定証明書交付申請
⇓ 日本国内の代理人により入国管理庁へ申請する
したがって、必ず日本側の代理人が必要です。
この申請には、取りたい在留資格によって、必要な書類や、条件が異なっています。
この申請時に、取得したい人が、その在留資格を得るに足りる人物であることを、
証明して、それが認められたときに交付されることになります。
前記、在留資格認定証明書交付請求の取次は我々行政書士ももちろん可能です。
在留資格認定証明書の交付
⇓ 代理人が受け取ることになります。
海外(外国人)に郵送
⇓ 代理人等が郵送することになります。EMSあたりが普通です。
ビザ(査証)発給申請
外国人本人が、必要書類(パスポートは一般に必須)を持参し、最寄りの大使館、領事館へ申請
⇓ 必要書類の詳細は、各国の領事館へお問い合わせください
パスポートにビザ(査証)が貼付される
ようやくビザが発行されます。
⇓ 三カ月以内に日本へ入国する。ビザの有効期限は3月ですが
現時点ではコロナ特例のため有効期限は6月となっております。2021/10現在
日本に向けて出港(出国、離陸)等
結核の多い国では、結核スクリーニング検査も必要になりますし
⇓ 現在では、PCR検査も必要です。
詳細は、外務省と厚生労働省のホームページをご参照ください
空港(港等)にて上陸許可申請
ここまで来ても、許可が出ないことがあります。
つまり、上記各手続きを通過しても、
入国審査官はその時の見た目等の事情で、
入国を拒否することができるのです。
それだけ、広範な裁量を入国審査官は与えられているのです。
⇓ そしてパスポートに上陸許可のスタンプが押される
上陸許可・在留資格の付与
日本へ入国できます
新千歳空港、成田空港、羽田空港、中部空港、関西空港、広島空港、福岡空港の7空港では、
上陸許可と同時に「在留カード」が交付されます(中長期在留者)。
それら以外の空港から入国した場合、市区町村に届け出た住居地あてに、
「在留カード」が簡易書留で郵送されます(10日ほど)。
コロナ禍のため、14日間の隔離も求められています。
詳細は、厚生労働省 日本への入国・帰国した皆さまへ
「14日間の待機期間中」ルールをご参照ください
入国管理局についての記事はこちら
©行政書士 植村総合事務所 代表行政書士 植村貴昭