フィリピン人を雇用するまでのフローとタイムスケジュール
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
フィリピン人を雇用するまでのフローとタイムスケジュール
現在コロナウイルス感染症の影響ですべての手続きに通常より時間を要します。
それは、日本国内はもとより、フィリピンではさらに深刻のようです。
日本での役所もテレワークが導入され、出勤者も通常の1/3ほどですが
フィリピンでは8月より過去最大規模のロックダウンが施行されたためです。
弊所提携のエージェントも社内一斉消毒がなされたとのことでした。
ビザの申請とMWO(旧POLO)への申請は並行して行った方がスムーズです
現時点でのフローとタイムスケジュール
フィリピンにて取得するものは、やはり時間がかかります
例えば、在職証明書などの取得もコロナの影響でスムーズにはいかず
また、フィリピン国内の郵便事情も影響を受けています。
入管もテレワークが導入されているようですが、それ以上にMWO(旧POLO)の人員が少ないようです。
弊所でも、昨年の11月に依頼を受けた技術・人文知識・国際業務の申請の経過は
・在留資格認定証明書が交付されたのが⇒7/2
・MWO(旧POLO)で認定されたのが⇒7/13
・フィリピンのエージェントへMWO(旧POLO)認定書を送ったのが⇒7/14
・DMW(旧 POEA )へ申請し認定されたのが⇒9/2
DMW(旧 POEA )も出勤者が少ないため、通常1,2週間のところ1~2か月ほど要しました。
その後、フィリピン人が日本へ入国するまでに結核スクリーニング検査、
PCR検査を受ける必要があります。
そうしたコロナの影響のため、
在留資格認定証明書の有効期間は通常3月となっておりますが
現時点では、6月と半年間に延ばされています。
オリパラも終了したので、日本領事館も技術・人文知識・国際業務については
ビザの受付をはじめたとのことです。
詳細は、在フィリピン日本大使館のホームぺージをご参照ください。
日本もフィリピンもウィズコロナにだいぶ慣れてきたので
弊所で経験したような期間はかからないとは思いますが
やはり余裕をもって取り組んだ方がよさそうです。
フィリピン人雇用についての関連ページ(MWO(旧POLO)等)
関連ページ