契約書なんて紙です!契約時に最も大事なこと 1|契約の教科書
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
契約において最も大事なこと 1
それは
相手(相手の会社、代表取締役、担当者)の人間性を見極めることです。
契約書は、万能なようにお考えだと思いますが、
残念ながら、契約書の効果については大きな限定があるのです。
まず、契約書があっても、相手が自主的に守る気が無ければ、
その契約書通りに守らせるのは至難の業です。
どうしても守らない場合に、裁判を起こし、
それでも守らなければ、執行裁判所というところで執行してもらうしかないのです。
さらに、そこまでしても、金銭的な補償は受けられるかもしれませんが、
当初約束していた内容の何かを作ってもらえるとか、
してももらうという部分はあきらめるしかないのです。
そのため、契約書通りに律義に守る性格なのか、
そういう風土のあるしっかりとした会社なのか、
を見極める必要があるのです
正直、信頼できる相手として本当に信じられるのであれば、
契約書など無くても、ちゃんと約束を守ってくれるのです。
その時は、契約書など不要なのです。
何か問題があっても、その問題の解きに互いが得ができるWinーWinの決着ができる相手とであれば、
契約書など不要なのです。
仲の良い家族間での契約は普通しないというのと同じです。
仲が良ければ、自分だけ得するようなことはしないということです。
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