インターンシップビザ(特定活動ビザについて)№3
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
インターンシップビザ取得のための必要書類
インターンシップビザ取得のために必要な書類は以下の通りです。
場合によっては、追加資料を要求されることもあります。
共通資料
1 在留資格認定証明書交付申請書 1通
2 写真(縦4cm×横3cm) 1葉
3 返信用封筒(定形封筒に宛先を明記の上,404円分の切手貼付) 1通
4申請人が在籍する外国の大学と日本の受け入れ機関との間で交わした
インターンシップに係る契約書の写し 1通
大学が準備する資料
4 申請人の在学証明書 1通
5 申請人が在籍する外国の大学からの承認書,推薦状及び単位取得等教育課程の一部として
実施されることを証明する資料(単位数も明記) 適宜
6 日本語能力の証明書
7履歴書
会社が準備する資料
8 インターンシップ内容に基づくプログラム
活動内容、部署部門、詳細な期間別予定表、ローテーション表、1日ごとのスケジュール
どこで何をおこなうのか説明文書
9 報酬
寮費・水道光熱費・食事代等を記載し、他の研修生の雛形、差異がある場合は理由書
10 指導体制指導者名簿、配属部門、地位、経歴、役職、指導項目等の説明文書.及び組織図
11 従業員名簿、別途 外国人在籍者リスト
12 受入れ企業の詳細が確認できるもの
まとめ
この記事ではインターンシップビザについてご説明しました。
インターンシップビザに限らず、ビザ申請は厳格になっている傾向にあります。
とくに、インターンシップビザにおいては、インターンシップ制度を悪用し
日本の企業の労働力確保に用いられるケースが多発していることから、
厳しく審査されます。
インターンシップビザの趣旨は母国の大学では経験できない企業の職務を経験させ、
より実践的な知識と経験を得て社会への適応性を磨く、というものであるため、
会社の受入れ態勢と指導体制の確保がポイントとなります。
この趣旨に合致するインターンシップであることをきちんと説明できれば、許可が出るでしょう。
簡単に言えば、このインターンシップが“労働”ではなく“勉強”であることを示せれば、
許可の可能性が見えてきます。
とはいえ、インターンシップビザの取得のためには細かいノウハウが必要になるため、行政書士に相談することをお勧めします。
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