四半期ごとの定期報告・特定技能(手控え)

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表
注1:職業紹介は植村貴昭が行います
 (屋号:日本海外人材支援機構)
注2:特定技能の登録支援は
 一社)日本海外人材支援機構が行います

定期報告をする

定期報告年間スケジュール

定期報告とは

定期報告とは、会社が外国人を適正に扱っているかを報告すること。
外国人の入社日にかかわらず、規定の四半期(3か月に一度)ごとに報告を作成する。

定期報告の方法

所属機関分(会社)と登録支援機関分をそれぞれ電子届出システムで申請する。
※所属機関のIDとPWで所属機関用届出
※事務所のIDとPWで登録支援機関用を届出

R6年3/19以前は、登録支援機関が、依頼を受けた所属機関ごとに複数のIDを取得。
現在:登録支援機関の職員が固有のIDを取得可能
※新たに利用申し出を行うこと
※引き続き複数のIDも使用可能
 

https://www.moj.go.jp/isa/applications/online/10_00114.html

定期届出一覧 https://www.moj.go.jp/isa/content/001361529.pdf

   ※電子届出システム申請の場合は複数人でも名簿不要 CSVにした一覧表が4-3別紙となる。
    支援機関分の定期報告面談の①外国人の名前→4-3別紙(CSV)参照 と入力

  ※電子届出システムは3-6に相当。3-6別紙不要。

(2023年よりテンプレートファイルに参考様式書類は入っているが、時々様式に変更がないかチェックする)
登録支援機関IDで届出をする場合:2024/第1四半期より所属機関分には、委任状を添付する。

CSV作成の留意点
ファイルをローカル(デスクトップ→PC→OS→個人名)に移し、ファイル右クリック→プロパティから→☑許可する→適用→OK で、マクロが動くようにする。
 
人件費シートを参照して当期分の出勤日数や金額を入力する。上書き保存→実行ボタンの横の長い四角のパス(C:$…の長く記号が並んでいるところ)を消して、「実行」を押す。
※→保存場所にローカル(パソコンのデバイスとドライブ→OS→個人名ファイル)を指定する。
※コンテンツの有効化(画面上帯)を忘れずに!
元のエクセルファイルは、今期作業用の所属機関と支援機関フォルダに入れる
 
ACCCADE から始まるファイルが新たに作られるため、それを名前を変えずに各申請に添付する。

長い方→所属機関 短い方→登録支援機関

各所属機関の給料振込日
C:\Users\polag\OneDrive\1-154 特定技能3\2-000 登録支援機関\「定期報告リスト」
または、トレロ説明欄

定期報告の連絡メール

1月.4月.7月.10月の初めに、所属機関宛てに定期報告の資料お願いのメールを送る

株式会社〇〇
  〇〇さま

平素より大変お世話になっております。

 
第2四半期分の定期報告のご連絡をいたします。  
太字箇所にご留意のうえ、下記資料のご準備をお願いいたします。

必要資料はメール添付にてお送りくださいませ。

 ①タイムカード(出勤表) 4月(4/1-4/30)5月(5/1-5/31)6月(6/1-6/30)
 ②賃金台帳       4月度給与(3/1-3/30稼働)・5月度給与(4/1-4/30稼働)・6月度給与(5/1-5/30稼働)               ※申請時の比較対象日本人分も同月をお願いいたします。
 ③給与銀行振込明細書  4月〇日、5月〇日、6月〇日 口座振込分※〇に各所属機関の振込日を入れる
             ※銀行通帳の振込ページをコピー、オンライン振込ページのスクリーンショットでも可

特定技能1号新規雇用者で、定期報告期間の途中から仕事をするときは、①タイムカード欄に
ex 1/1(※入社日からで結構です)~3/31 ←このように開始日のあと但し書きを書いてもいい。

 

4月 始め~6月末までの期間中について教えていただきたいこと

前回と変更ない場合は【変わりなし】で結構です。

 ① 特定技能1号外国人と同じ業務についている人の総数  〇名
                  内 外国人雇用人数 〇名

   特定技能1号外国人と同じ業務についている人の総数のうち 
                                                                          新規雇用人数   〇名
                                                    内 外国人数    〇名

 ② 特定技能1号外国人と同じ業務ではない従業員数  〇名
                  内 外国人雇用人数 〇名
     ※例えば、総務、人事、経理等が該当します

               
            従業員総数の内新規雇用人数  〇名
                 内 外国人       〇名

 ③ 特定技能1号外国人と同じ業務についている人の離職者数について 総数 〇名

     内 自己都合 〇名  そのうち外国人〇名
     内 会社都合 〇名  そのうち外国人〇名

 ④ 会社として特定技能1号外国人に福利厚生費として出した金額

     給与に含まれる手当ではいないもの。
   ※ 家賃補助、社宅費用等、日本語教育、日本文化等の行事への参加費用

 ⑤  ○○さんを受け入れるために要した費用

     会社で負担した費用(制服、備品等)
     外国人が負担した費用(就労、寮で生活するために必要なもの)

     ※ ⑤は特定技能で新入社員がいる場合です。

 

特定技能1号の新規雇用者がこの期間に入ったかの確認は
・トレロの「申請済み」カード
・定期報告ファイルのPDF在留カード交付、指定書などの特定技能許可日を見る。
(入社日は、その日とは限らない)
・支援者名簿↓に特定技能許可日あり
  OneDrive\1-154 特定技能3\2-000 登録支援機関\7 その他


資料が届き始めるので、進捗が分かるようにしながら進行。

桐生先生からのOneDriv資料の開く方
添付のファイルをクリック→「共有を開く」の下、ほかの方法のリンクをクリック→受信アドレスを開く→
私のメールアドレスを入れる→検証コードが送信される→コード入力→OneDrivが開く→各PDFファイルを閲覧できる→各ファイルをダウンロード(ZIPファイルだとエラーになるため)

【作業手順:所属機関分】

以下は入管HPから
月末締め15日払いなどの場合 通常モード
1/1-1/31の勤務分を2/15に支払う→(2/15振込分)2月分として記載
 
毎月20日締め翌月10日払いの場合 イレギュラー
12/21-1/20の勤務分を2/10に支払う(2/10振込分)2月分として記載

入管のQ&A

  Q27:「報酬の支払状況」は、何月のどのような支払状況を記載すれば良いのですか。 
A27:届出の対象期間である四半期において、該当する月に実際に支払った額を記載し てください。 
 具体的に、第1四半期を例に挙げると以下のとおりです。
 <毎月20日締め、翌月10日支払の場合>
 第1四半期(1月~3月)について 
1月 :1月10日の支払分(11月21日~12月20日の就労分)を記載 
2月 :2月10日の支払分(12月21日~1月20日の就労分)を記載 
3月 :3月10日の支払分(1月21日~2月20日就労分)を記載 
 
※ 活動日数と対応しない場合でも、差し支えありません。 
※賞与は届出不要。賞与分の銀行振込明細も不要。入管へは月額給与のみで大丈夫。
 

添付資料】
SKYPDFにて、タイムカード・賃金台帳・銀行振込明細にまとめる
そのほか CSV・(理由書)も必要に応じて添付

※AdobePDFで不要な部分を消す方法→広範囲の場合は、投げ縄ツールの中にある長方形を使用。

 

【作業手順:登録支援機関(ほぼ添付資料)】

・定期面談報告書5-5号 外国人用
・定期面談報告書5-6号 監督者用
・相談記録書  5-7号
・遅延理由書 
・複数人の場合:CSV作成
・対象者名簿 
2人以上でエクセルの名簿CSVを作成しない場合に添付し、定期面談報告書①外国人氏名の欄に名簿参照と入れる(複数人でCSVがある場合でオンライン申請の場合は不要)

所属機関用:CSVテンプレート:は電子届出システム→所属機関→定期1・3→ダウンロードファイル受入れ状況に係る届出をダウンロード(デスクトップに置くとファイルが壊れるため、ローカルファイルを選んで入れる)

登録支援機関用:CSVテンプレート:は電子届出システム→登録支援機関→定期→ダウンロードファイル支援実施状況に係る届出をダウンロード(デスクトップに置くとファイルが壊れるため、ローカルファイルを選んで入れる)

5-5定期面談報告書(外国人用)

面談は植村先生です。
 定期面談 外国人用 2-② 支援責任者 代表(担当者でもok)
       監督者用  支援責任者 植村貴昭 代表
       複数名でCSVがあるときは、外国人氏名の欄に
       「支援実施状況に係る届出参照」と入力
5-4相談記録簿は相談があったときに記入、提出。
 
添付資料】
PDFの定期面談報告書(外国人用)・定期面談報告書(監督者用)・相談記録簿
その他・理由書・CSVを必要に応じて添付
 
2024‐第一四半期より:上記の書類は作成保存するが、重大な問題がなければ定期面談報告書と相談記録簿の添付は不要になる

電子届出システム申請

所属機関と支援機関を、それぞれ入力し、
整理番号とパスワードメールを受け取る。→トレロに整理番号を入力
入力できないものはex携帯番号はダミー番号999でよい。

【所属機関分の申請】

添付資料がすべてそろったか確認し、前回の申し込み分をデスクトップに出す

電子届出システムログイン→カテゴリー選択(ほかの項目はチェック無し)→所属機関→絞り込み→定期1・3(所属機関)→同意

上のアクティビテで入力画面様式変更可能。

実施に要した費用→3か月分の定期支援料+メールに記載の福利厚生費 
人件費シートに福利厚生費がある場合、会社負担分額を入力する。

作成責任者→所属機関の担当者

入力後、「申し込む」の前に右クリック「印刷」からPDF保存。整理番号画面も保存
PDFをフォルダに入れる。
 
間違えた場合、申込内容照会から整理番号を入力し、
再入力→修正(添付ファイルも修正可能)で、新しい整理番号をフォルダに入れる。
 

【登録支援機関】

ログイン→カテゴリー選択(ほかの項目はチェック無し)→登録支援機関→絞り込み→定期報告(支援機関)→同意

相談記録書がある場合→内容欄に別紙参照

電子届出が完了したらトレロの定期支援料のカードに「定期報告済み」を入れて、ラベルを付ける

どちらか一方だけ電子申請した場合も番号とパスワードを入力する

定期報告フォルダ階層

リンク

定期又は随時届出に関するもの
https://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/nyuukokukanri10_00002.html
https://www.moj.go.jp/isa/policies/ssw/10_00020.html

定期届出登録機関用 一覧 https://www.moj.go.jp/isa/content/001361529.pdf
定期届出所属機関用 一覧https://www.moj.go.jp/isa/content/001361528.pdf

中国人、韓国人は漢字表記も併記できます。
 
漢字で表記したいという方がほとんどなので
許可が降りて在留カードが交付されるとき
同時に在留カードの漢字氏名表記の申出をします。
 
下記入管のHPの下の方に、使用できる漢字を調べる方法がでてます。
「正字検索システム」で調べると、簡体字⇒日本語を調べられます。

特定技能 まとめ参考ページ

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