実用新案出願(実用新案登録出願・実用新案申請・実用新案権)のコスト・流れ(フロー)

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表
有料職業紹介許可有
               

実用新案出願(実用新案登録出願・実用新案申請・実用新案権)のコスト・流れ(フロー)

実用新案の登録までの手順(フロー、流れ)、各段階のコストを下記に記載します。

(1)打ち合わせ

弊所において無料で対応させていただきます。

まず、そもそも、実用新案の価値があるのか、費用と期間などの相談を受けます。
また、発明の内容を聞き、特許の戦略的なお話(コンサルティング)も併せて行います。

具体的には、その発明を拡張・発展させるようなお話をいたします。
また、その発明をどのように利用するのかのアドバイスなども致します。

当然、発明自体の細かい内容をお聞きします。

↓ 具体的には例えば、下記のようなことをお話いたします。

個人発明家(中小企業・ベンチャー企業)が特許出願する場合

(2)見積もり、納得

期間:(1)から3日程度をいただきます。
料金無料とさせていただきます。

(1)の考案の内容から、どのぐらいの費用が掛かるか見積もりをします。
納得いただいた場合に、着手となります。

(3)実用新案申請書類の第1稿の納品

期間:1~1.5カ月 
料金:30~40万程度(非常に簡単な場合はさらに安くする場合があります。)

ヒヤリングでお聞きした発明の内容を、
実用新案出願(実用新案申請)が可能な明細書(申請書類・出願書類)できる程度まで 作り上げて、
第1稿という形で納品します。

(4)第1稿の修正

期間:3日から14日 
料金無料とさせていただきます。

修正がなければすぐにでも出願できますし、
大きな修正があれば14日ぐらいで修正版を納品して、
クライアントが納得するまで修正いたします。

(5)実用新案出願

料金:(3)でもらっている場合、無料とさせていただきます。

特許庁に出願(申請)いたします。

(6)実用新案登録

期間:出願から2月程度
料金:無料とさせていただきます。

実用新案は、形式面だけの審査(無審査)なので、
基本的に、出願すればすべて登録されます。

おめでとうございます!

なお、出願時に3年分の登録費用が支払われているため、
基本的にこの段階では費用が掛かりません。

ただ、4年目以降の権利を維持するための費用が必要とされます。
(権利維持年金、あるいは単に「年金」といわれます。)

以上が、一般的な実用新案権取得(登録)までの流れになります。  

なお、使い方次第です!実用新案出願(実用新案申請・実用新案権)の使い道!には
効果的な使い方が記載されていますので、ご参照ください。

また、特許・実用新案・意匠の違いには、どれを選択すべきか
について説明しております。

実用新案登録までのフロー

注意点・検討点

前述のように、実用新案登録にはメリット・使い方がありますが、
下記のように、実用新案はデメリットもあるので、実用新案登録にするかはよくご検討ください。

一番大きな違いは、権利期間が特許に比べて短い(10年であることです。)
特許・実用新案・意匠の違い(どれを選択すべきか)

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弁理士会の実用新案権の説明

©弁理士 植村総合事務所 所長弁理士 植村貴昭

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