どうするの?国際調査報告(ISA210),国際調査機関の見解書(ISA220),これらの通知書(ISA220)への対応
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
国際調査報告(ISA210),国際調査機関の見解書(ISA220),
これらの通知書(ISA220)への対応
答え:対応不要です 気にしないでください
以下理由を説明します
どんな通知か?
国際特許出願(PCT出願)すると、約2か月ぐらいで、
以下の3通が来るのが普通です。
この通知には、
国際調査機関(実態は日本の特許庁)の審査官による新規性・進歩性
を判断した記載があります。
どんな判断か?
この判断には、
-
- X は、1つの文献にその請求項の内容は記載されている
= 新規性なし & 進歩性なし - Y は、2つの文献を合わせると請求項の内容は記載されている
= 新規性ありだが進歩性なし - A は、新規性あり & 進歩性あり
- X は、1つの文献にその請求項の内容は記載されている
の内容で記載されています。
PCT/ISA/237には、より詳細に文章で理由が記載されています。
大抵の場合(X評価、またはY評価)
大抵の場合は、X評価又はY評価だと思います。
(つまり、新規性や進歩性がない)
評価が悪いということなのですが、
そこで、びっくりする必要はないのです。
広めに権利を取りたければ、ほぼ、この理由が来て当然なのです。
その理由はこのページなどを確認下さい。
特許取得の拒絶理由通知にこだわる理由
気にせず無視(放置)
そのため、この通知は無視してください。
国内に入って(移行させて)から対応すればいいのです。
弊所の方針は上記のようになっております。
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