特定技能の「建設」で受け入れが可能な１１＋７業務

特定技能１号で可能な業務は以下の１１業務のみであったが、１８業務へ増加した。

なお現在のところ、これ以外は認められていない。

注意点としては、技能実習で認められていても、
この中にない業務は特定技能としては受け入れることができないという事である。

2020年8月17日ニュース :  ついに建設分野でも特定技能試験始まる！

特定技能の建設分野の試験が始まりました。
ただ、今回は、「土工」と「鉄筋接手」だけです。

将来的には、全部やることになろうとは思います。

2020年2月28日ニュース :  建築分野拡大

特定技能について、以下の１８業種へ増えます。閣議決定です。

（技能実習から移行可能な業種）
建築分野の分野が拡大しました。
建築板金、建築大工、とび、配管、保温保冷、
型枠施工、鉄筋施工、屋根ふき、左官、内装仕上げ、
コンクリート圧送、、建設機械施工

（技能実習にない職種）
吹付ウレタン断熱、海洋土木工、トンネル推進工、
土工、電気通信、鉄筋接手

建設業務業務

詳細な業務・作業については、このページのP４以降に業務ごとに記載がある。

（１）型枠施工

指導者の指示・監督を受けながら、コンクリートを打ち込む型枠の製作、加工、組立て
又は解体の作業

（２）鉄筋施工

鉄筋加工・組立ての作業

（３）屋根ふき

下葺き材の施工や瓦等の材料を用いて屋根をふく作業

（４）左官

墨出し作業、各種下地に応じた塗り作業
（セメントモルタル、石膏プラスター、既調合モルタル、漆喰など）

（５）内装仕上げ

＜内装仕上げ＞　プラスチック系床仕上げ工事、カーペット系床仕上げ工事
　　　　　　　　鋼製下地工事、ボード仕上げ工事、カーテン工事の作業
＜表　　　装＞　壁紙下地の調整、壁紙の張付け等の作業

（６）コンクリート圧送

コンクリート等をコンクリートポンプを用いて
構造物の所定の型枠内等に圧送・配分する作業

（７）建設機械施工

建設機械を運転・操作し、押土・整地、積込み、掘削、締固め等の作業

建設機械の可能な仕事内容

（８）トンネル推進工

地下等を掘削し管きょを構築する作業

（９）土工

掘削、埋め戻し、盛り土、コンクリート打込み等の作業

土工の可能な仕事内容

（１０）電気通信

通信機器の設置、通信ケーブルの敷設等の電気通信工事の作業

（１１）鉄筋継手

鉄筋の溶接継手、圧接継手の作業

（１２）建設板金

（１３）建設大工

（１４）とび

（１５）配管

（１６）保温保冷

（１７）吹付けウレタン断熱

（１８）海洋土木工

技能実習との関係

以下のように、現在技能実習が可能な中で、特定技能に変更可能なものは表の右のものだけである。

以下は建設（土木・建築）分野における技能実習の職種名と特定技能の職種の関係の一覧表である。