ベトナム人を特定技能で雇用する場合 特徴等
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 |
注1:職業紹介は植村貴昭が行います (屋号:日本海外人材支援機構) 注2:特定技能の登録支援は 一社)日本海外人材支援機構が行います |
ベトナム人を特定技能で雇用する場合 特徴等
技能実習生の最大供給国は中国から始まりましたが、
現在、技能実習の最大の供給国は、このベトナムです。
全体の半分ほどは、このベトナムから来ているのが現状だと思います。
① 仏教国
ベトナムは仏教国です。
ちょっとしたビルや、商店などにも普通に仏像などを飾って、お供え物があったりします。
② 治安
治安は、フィリピンなどに比べれば悪くはないです。
共産国は、中国などでも一緒ですが、凶悪犯罪の罰則がとても厳しいため、
殺人や、強盗などに会う可能性は低いです。
しかし、それは、ひったくりやぼったくり、等の軽犯罪が少ないということを意味しません。
詐欺なども少なくないと聞いています。
③ 陽気でまじめです
ベトナム人は、東南アジアの中ではまじめだと思います。
他の国に比べると時間なども守ると思います。
ただ、さいきんのベトナム人は、
私の印象では、お金ばかり考えているという風に思います。
たまたま、送出機関またはそのブローカーが、
がめつい感じだったということもあるのだとは思いますが、
私の印象はそんな感じです。
④ 爆発的に発展しています
ベトナムは、現在爆発的に発展しております。
とくに有名な財閥は「Vin」(ビン)グループです。
ありとあらゆるところに出てきます。
ベトナムに行くのであれば、覚えているべき名前だと思ます。
例えば、コンビニ、デパート、不動産等です。
最近は、このビングループは、自動車の生産も始めました。
いまのベトナムの方の印象は、
日本に行って稼ぐよりも、ベトナムで儲けたほうがいいという考え方が、
かなりあるように思います。
⑤ ブローカーの暗躍(送出機関)
ベトナムは、ものすごい数のブローカーが存在しております。
誰が、送出機関の正規の人間だか分かりません。
送出機関も、積極的にブローカーを利用しているようで、
適当な役職を彼らに与えていることも多いです。
(子会社の副社長等)
そして、ものすごくいしつこいです。
フェースブックなどで、毎日毎日、そのようなブローカーもどきから、
友達申請が来ます。
正直、対応するのが嫌です。
ブローカーとは付き合わないのが吉です。
⑥ 送出機関の制限
ベトナムは、現地から特定技能人材を採用する際には、
必ず送出機関を使うことになりました。
その為、技能実習から特定技能に変更する場合も、いったん現地に帰らせると、
送出機関を仲介させなければなりません。
ただ、日本に住所を置きつつ、一時帰国するような場合は、この限りではないようです。
もっとも、このような場合にどのように扱われるか今のところ未知数です。
今のところ、技能実習を取り扱う送出機関は数があるのですが、
登録支援機関を取り扱う送出機関の数はとても少数です。
現地の人にインタビューしたところ、数千万円を政府に支払わないとなれないそうなので、
数が少ないそうです。
⑦ 特定技能に対しては非積極的
特定技能については、送出機関は積極的にやりたいと思っていないようです。
その理由は、ベトナム国内で日本へ行きたい人から、いろいろな名目でお金を取ります。
例えば、日本語教育、日本の職場紹介、職業指導、場合によっては経歴を作ってあげたりです。
それらの費用が、1万ドル(110万円ぐらい)を超えることも珍しくないです。
それに対して、特定技能の場合、すでに日本語ができること等から、
これほどたくさんのお金を取ることができません。
また、最初に日本に来る時は、日本に行きさえすれば大金を稼げるとだますことができますので、
大金を親戚中から集めさせることができます。
すでに、一回日本に技能実習等できたことがある人は、そんなにバラ色ではないと、
知っているので、そこまでお金を取れません。
以上のような理由で、送出機関は、特定技能の人材を送り出したいとは思っていません。
もし、求人があるなら、新たな人材は技能実習で送り出したいと思っているのです。
⑧ ハノイ・ホーチミンの違い
ハノイはベトナムの首都です。
他方、ホーチミンは旧首都です。
ハノイは中国に近いため、中国文化の影響が強いです。
また、共産国の首都なので、比較的強力に統制されている印象です。
他方、ホーチミンは商都という感じなので、
開放的です。夜など遊ぶところもたくさんあります。
送出機関の数は、ハノイの方が多いです。
ハノイの周辺の地域から人を集めている印象です。
⑨ ハノイ・ホーチミンの航空券等
ハノイも、ホーチミンも航空券はとても安いです。LCCだと、3万円ぐらいだったりします。
ベトナムエアラインでも、5万円ぐらいかと思います。
ハノイの方が、1時間以上、フライト時間が短いです。
どちらでもいいということであれば、ハノイの方が移動の負担が少ないです。
LCCのベトジェットは、最安値ですが、正直、席も狭くサービスも悪いので、
私は、やめておいたほうがいいと思います。
多少高いですが、ベトナムエアラインなどを使うことをお勧めします。
⑩ 空港からのアクセス(タクシー使いましょう)
Grabでタクシーを呼んでしまいましょう。私のお勧めです。
タクシーの料金は、市内までで、日本円で1000円しないです。
面倒な手間を考えると、それが一番です。
Grabの場合、ぼったくられる心配もないので、アジアを旅する可能性があるなら、
必ず、入れて、クレジットカードの番号も記憶させておくべきです。
それだけで問題ないです。
ただ、ベトナムのタクシーにおいては、Grabの普及率はまだ高くないので、
少し待つことになると思います。
ただそれでも、ぼったくりなどの危険を考えると、そのほうがいいかと思います。
⑪ SIM(Wifi)
Simを前もって、Amazonとかで買っておきましょう。
Amazonにいって、「SIM ベトナム」で検索すればたくさん出てくると思います。
実は、前まで、AirSIMとか使っていたのですが、ベトナムでは、認識しないことが多く、
使えない感じです。
現地で、買うのも悪くないですが、空港到着後に行うことも多いので、
買えるものは前もって買っておくと安心です。
⑫ 現地通貨
個人的なお勧めは、現地のATMでキャッシングするです。
何気に、一番手数料が安いです。
注意点は、必ず引き出せるとは限らないことです。
ATM毎に引き出せたり出せなかったりします。
また、カードの種類によって出たりでなかったりします。
何種類か持っていって、カードの種類を変えて、
ATMの種類を変えて、試してみてください。
⑬ ベトナム観光案内(ハノイ)
ハノイでは、特段観光するようなところはなかったです。
マッサージ屋さんです。値段もそこそこですが、しっかりとしたマッサージでした。
⑭ ベトナム飯屋案内(ハノイ)
⑬ ベトナム観光案内(ホーチミン)
ホーチミンの日本人街です。大抵の日本の食べ物は食べられます。
以下は入り口写真、「サークルK」が目印です。
はじめて、ホーチミンに行くならこの近くのホテルを取るといいと思います。
⑭ ベトナム飯屋案内(ホーチミン)
日本人がいく店など
ホーチミンで、日本というとこの店とのことです。
日本人街(繁華街)から距離がありますが、高級ピザ屋です。
彼女や接待にはお勧めです。ただ、それ以外まわりに何もありませんので、
その後飲みに行くなら、別の店がいいです。
ちゃんこ時津風
日本人街でも、ちゃんこ屋はここだけかな?
©行政書士 植村総合事務所 登録支援機関 代表・行政書士 植村貴昭