ミャンマー人を特定技能で雇用する場合 特徴等
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 |
注1:職業紹介は植村貴昭が行います (屋号:日本海外人材支援機構) 注2:特定技能の登録支援は 一社)日本海外人材支援機構が行います |
ミャンマー人を特定技能で雇用する場合 特徴等
私の一押しの国です
弊所では、ミャンマー人材を最も押しております。また最も得意としております。
なぜ、数ある国(特に、一般的に最も多いベトナム、フィリピンでないのか)のなかで、
ミャンマーなのか説明します。
① 敬虔な仏教国
ミャンマーは仏教国です。もちろん、アジアにも他にも仏教国は、中国、ベトナムなど他にもあります。
その中で、ミャンマーが最も仏教の教えを敬虔に信じております。
そのため、日本でいうところの善人な人の割合が多いです。
(もちろん、その傾向が高いというだけで、そうでない人も多いです。)
また、比べるまでもないのですが、イスラムの方などは正直、日本の風習とあまりに異なる文化を持っておりますので、コミュニケーションがとても大変です。
礼拝場所などを職場に作らなければなりませんし、食べるものなどもとても厳格です。
ちなみに、イスラム教では、女性は男性と握手をすることもできません。
文化的に近く、善人が多いと思われることが一つの理由です。
② 治安
ミャンマーは前述のように、敬虔な仏教国ですので、貧しい国ですがとても治安がいいです。
夜中に繁華街(繁華街といえるかは微妙ですが)を外国人が歩いていても全く問題がないです。
日本で働いてもらうのだから、出身国がどんなに治安が悪くても関係ないという考え方もあろうかと思いますが、
やはり、治安の悪い国で育った人は凶暴な部分もあろうかと思います。
さらに、その国の人を雇うのですから、一度はその国に行った方がいいです。
その時に、一人でホテルから出ないでください。適当なタクシーに乗らないでください。
など、気にしなければならない国は嫌ではないですか?
③ まじめな人が多い
善人ということとダブるのですが、ミャンマー人は、我慢強くまじめです。
教育が個性よりも、均一化や暗記を重視していることから、個性的でそれを主張する人が少ないです。
その為、指示されたことを確実にルーチンで行うことに強く、
現場労働には向いています。
ただ逆にいうと、現場で臨機応変に自分で考えて対応するというのは、一般に苦手です。
④ 貧しい国である
アジアは、貧しい国が多いですが、その中でも、隣国のバングラデシュと並んで最貧国の一つです。
平均所得は年収で13万円にすぎません。
後述するベトナムなどに比べると、半分以下です。
しかも、ロヒンギャの問題などで、ヨーロッパ諸国、アメリカなどから経済制裁を受けているため、
経済成長はするでしょうが、かなりゆっくりだと思います。
ベトナム・タイに比べて20年遅れているといわれています。
⑤ 行くことができない地域も
ミャンマーは基本的に表面上は別として、軍事政権です。
そのため、外国人には見られたくない地域も多いようで、
地方などはいけない場所も多いようです。
⑥ 我慢強いが爆発する
ミャンマー人は、我慢強いです。
ただ、感じていないのではなく、シャイなため表現していないだけです。
その為、不満を蓄積する傾向があります。
その結果、ある日突然爆発します。
できれば、細かく不満を聞いてあげる必要があります。
⑦ できれば家族のような付き合いを
なかなか難しいですが、家族のような付き合いをしてあげれれば、
かなり慕ってきてくれる傾向があるようです。
⑧ 行った際の観光先
特定技能の外国人を採用したからには、
前述のようにミャンマーに旅行に行くこともあると思います。
しかし、ミャンマーには、基本的に仏教遺跡しかありません。
日本とは異なる、どぎつい仏教の形での寺院、仏像を見ることができます。
ただ、とても立派です。一種の王宮と考えるべきなのだと思います。
そのうち、観光ガイドを別のページでする予定です。
⑨ 航空券等
ミャンマーへの直行便は、ANAしか飛んでいません。
一日1便です。
大体、往復で7~9万円です。
他方、ベトナム経由で乗り換えだと、3~4万円となります。
かなり費用に差がありますが、個人的には直行便をお勧めします。
ベトナムのハノイ乗り換えなどは、毎度毎度、遅れていましたし、
ベトナムのハノイ空港での待ち時間が5時間とかになり、
真夜中発のフライトになってしまいます。
ハノイ空港は、ぶっちゃけしょぼくて、時間をつぶすのに苦労します。
もっと言うと、ハノイ空港は無料WIFIが無いため、この時間をつぶすだけのために、
SIMを買うなどしないとなりません。
東南アジアの周遊SIMなどのもあるのですが、
なぜか、ベトナムは入っていません。ついでに言うと、いまだに3Gで遅いです。
というわけで、よほど安くしたいという事情が無い限り、止めといたほうがいいです。
⑩ 空港からのアクセス(タクシー使いましょう)
ヤンゴン国際空港はしょぼいです。
日本でいうところの、地方空港程度です。
私のお勧めは、Grabでタクシーを呼んでしまいましょう。
タクシーの料金は、市内までで、日本円で1000円しないです。
面倒な手間を考えると、それが一番です。
Grabの場合、ぼったくられる心配もないので、アジアを旅する可能性があるなら、
必ず、入れてクレジットカードの番号も記憶させておくべきです。
それだけで問題ないです。
⑪ 弊所実績
1件目 ミャンマー・3名・飲食料製造
2件目 ミャンマー・1名・外食
4件目 ミャンマー・女性1名・ビルクリーニング
5件目 ミャンマー・男性・自動車整備
6件目 ミャンマー人・女性3名・ビルクリーニング
7件目 ミャンマー人・男性3名・ビルクリーニング
⑫ ミャンマー観光案内
ミャンマー飯屋案内
カレーハウスとかいてありますが、普通に、うどん、寿司、等があります。
美味しいですが、英語のメニューしかも写真無しなので、注文がむずかしいです。
アウンサン将軍がここで執務した家だそうです。正直、ちょっと大きな洋風の家程度です。
ただ、料理はおいしいと思います。
©行政書士 植村総合事務所 登録支援機関 代表・行政書士 植村貴昭