第1回 自力(自分)で特許出願をする方法
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
自力でできる 特許・実用新案の書類を書く方法講座 第1回
1 はじめに
特許出願を弁理士に頼んだことがあると思います。
その時の費用はいくらぐらいだったでしょうか。
一般的には、30万円以上だったと思います。
そんなに出すなら、自分で書こうと思ったことはありませんか。
正直、特許出願の書類を書くことはできないことはありませんが、
権利をしっかりと取りたいと思うのであれば、
プロの弁理士にお願いしたほうが絶対にいいと思います。
しかし、なかには費用を出すことができない方もいると思います。
そのような方のために、特許出願の方法を記載しておきます。
特許庁にもガイドはありますが、読んでも分からない方がいると思いますので、
ガイドしたいと思います。
2 申請書類成第1ステップ
特許申請のためには、
① 願書
② 明細書
③ 特許請求の範囲
④ 図面
⑤ 要約書
の5つを提出する必要があります。
3 書類のダウンロード
下記に、特許庁のWebページからダウンロードした、申請書類を置いておきます。
(平成30年8月10日現在。)
各自ダウンロードしてお使い下さい。
具体的な記載方法については、次回以降説明します。
4 電子申請について
電子をしないと、費用が掛かります。
そのため、電子申請ができればその方がいいです。
ただ、電子申請の場合、とても手間がかかります。
例えば、電子証明書が必要ですし、また各種のソフトのダウンロード・設定が必要です。
更に、各種の書式が完全にあっていないと出願自体出来ません。
そのため、非常に大変です。
プロである我々がやっても、多くの時間がかかり試行錯誤を日々しております。
そのため、多少お金がかかっても、紙で郵送にすることをお勧めします。
以上
まとめページへのリンクは下記です。
特許庁のHPはこちら
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