第4回 自力(自分)で特許出願をする方法
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
自力でできる 特許・実用新案の書類を書く方法講座
第4回 図面・表の作成
作成の対象
図面・表の作成をしてください。
機械関係ならその機械の構造などを説明した図になると思います。
システム関係なら、システム構成(携帯電話、サーバ等の関係)、
データのやり取り、科学関係であれば、成分表などになります。
表の取り扱い
なお、文章中に表を入れて作成することも認められていますが、
難易度が高いため、表も図という扱いにして、
【図面】という書類の中で提出しましょう。
図面として表を出したからと言って、特段問題は生じませんので、
楽な方を選択するということで、図面として表も出しましょう。
A4・縦・余白2cm程度
A4で、縦に使って作成してください。
また、余白も4方に2cmぐらいは取ってください。
できるだけきれいに作った方がいいです。
ただ、綺麗に書けないということであれば、手書きであっても構いません。
要は、その発明の内容を説明できれば問題ないです。
ただ、線さえもヘロヘロだと、印象があまりにも悪いので、
せめて定規ぐらいは使ってください。(必須ではないですが・・)
紙での提出になろうかと思いますので、それをそのまま特許庁に出すことになります。
複数ページ
普通は1ページでは、記載しきれないので、複数ページを使うことになると思います。
紙の左上に、1ページ目の図面には【図1】と記載し、
2ページ目以降は、その順に【図2】、【図3】・・・・と、
順に記載して、それぞれの図面等を作成してください。
参考ページ
参考ページは、知的財産相談・支援・ポータルサイトこちらのページです。
まとめページは以下になります。
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