特許申請(特許出願)の費用

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表
有料職業紹介許可有

特許の費用(出願時)

特許申請(特許出願)については、
費用がかかります。

出願時の費用

特許庁費用(法定費用)

特許庁への出願は、ただ文章を提出するだけなので、
費用は1.4万円のみです。

ただ、特許庁は

電子化手数料

を取ります。

具体的には、
初期費用として 2400円
1頁毎に     800円
です。

数十ページにわたることもある特許の明細書の場合
馬鹿にならない費用です。

明細書作成費用(弁理士費用)

最もコストがかかるのは、弁理士に依頼する、
特許の内容を説明する資料である特許明細書(特許請求の範囲等)の
出願書類の作成費用です。

正直、この弁理士費用については独禁法によって、
弁理士会の標準報酬がなくなり、事務所が独自に設定可能であり、
どれほど高額にも低額にも設定可能です。

一般的には、年に何百件も恒常的に出願する大企業への料金で、

1件20万円~25万円

程度ではないでしょうか。

他方、年に数件以下や、個人のお客様への場合には、

1件35万円

ぐらいになろうかと思います。

一見すると、この値段の差はなんだと怒られそうですが、
毎回、制度の説明や、特許が取れなかった際のリスク、
などを考えるとある程度仕方ないと言えます。

また、個人のお客様の場合は、依頼があるたびに、
新しい技術として理解し、全てを新しく作らなければなりません。
大企業のお客様の場合は、前の図面や明細書などの一部を使うことができます。
ですからどうしても一緒にすることができません。

そのため、特許申請(特許出願)の費用は、一概にいくらとは言えませんが、
かなり差があるというのが実情です。

なお、弊所の場合、
特許出願(特許申請)の際には、大体35万ぐらいが平均です。

難しい特許出願(特許申請)の場合は増えてしまいますし、
逆に簡単な場合は値引きしております。

 

特許庁のHPはこちら
一般的な流れを知りたい方は、↓こちらです。

特許取得(出願後、申請後)の流れ(フロー・フローチャート・期間)と費用

©弁理士 植村総合事務所 弁理士 植村貴昭

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