令和3年度 技能実習・特定技能・技人国(技術・人文知識・国際業務)の給与平均
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 |
注1:職業紹介は植村貴昭が行います (屋号:日本海外人材支援機構) 注2:特定技能の登録支援は 一社)日本海外人材支援機構が行います |
令和3年度 技能実習・特定技能・技人国(技術・人文知識・国際業務)の給与平均!
2022年3月25日 厚生労働省から令和3年の賃金構造基本統計調査が出ました。
この統計を見ますと、
特定技能・技能実習生の給与
技能実習の平均賃金は、 16万4100円
特定技能の平均賃金は、 19万4900円
です。
去年は特定技能の平均賃金が17万円程度でしたので、
かなり平均が挙がったことがわかります。
また、技能実習生と特定技能では、3万円の賃金の差があるということになります。
一般的には、技能実習生が特定技能となる場合が多いので、
年齢的にも、平均3歳程度は上でしょうし、
その職種の経験年数も3年程度上回っていると思います。
それを考えると、妥当な、賃金の上昇だと思います。
ただ、技能実習生は、各種の保護(渡航費の補助、住居の保護等)がありますので、
それがなくなる、特定技能の労働者はそれほど楽ではないのかもしれません。
また、実習という勉強を受けに来ているということでの、お金をもらって勉強しているという
技能実習の建前を考えると、純粋な労働力として設計されている特定技能との賃金格差が、
3万円というのは、むしろ少ないと考えることもできそうです。
技人国(技術・人文知識・国際業務)の給与
最後に、技人国(技術・人文知識・国際業務)、高度人材等の方の給与は、
32万6500円でした。
一般に、技術・人文知識の在留資格を得るには、年収360万円といわれているので、
そこを、少し超えているという程度になっております。
ページ
特定技能で受け入れ可能な14業種(14職種)|特定技能の教科書:特定技能の制度説明
出入国在留管理庁の失職等への支援の案内
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