特許・意匠図面作成

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表
注1:職業紹介は植村貴昭が行います
 (屋号:日本海外人材支援機構)
注2:特定技能の登録支援は
 一社)日本海外人材支援機構が行います

Inkscapeで特許図面作成

用紙の設定
ファイル→プロパティでサイズを既定にする。(通常規定設定 幅2677 高さ4015)フォーマットpx
作成完了
ファイル→エクスポートで、サイズを確認する。
DPI値は規定 400だが、今の段階では、サイズ入力後の値96で、出力する。

PNG形式のファイル完成

特許図面の作成手順
・簡単な図形のみで構成 システム等
四角や丸の組み合わせを統合などで図形を作成する

・複雑な形状が含まれる図形
図形がかかれたものをトレースする
→元図形をJPEG画像などにして、インポート
 方法:https://enbarqment.jp/inkscape-05trace
 ペンツールで図形の形状をなぞり、画像を消去

インクスケープ操作

【上部の円柱を描く】
楕円3個と長方形の組み合わせ
オブジェクトをパスへ
選択→ノードツール→消したい線をつなぐひし形を2個選択する※(shift)でひし形を青くする→「2個の非端点ノード間のセグメントを削除」
 
【円弧を描く】
楕円を作る→ノードツールで選択→○マークをドラッグして円の内側を添うように動かす→弧の状態になる。
 
【半円】
楕円を作る→ノードツールで選択→「ctrl」キーを押しながら○マークをドラッグして円の内側を添うように動かす。
【波線を描く】
ペンツールで直線を描く(始点・中間点・終点、または始点・終点で新規ノードをセグメントに挿入)
→ノードツールに変える→線部分をドラッグして曲線に変える。(パスの位置は変更可能)
 
【角度のある薄い立方体】
四角を重ねる→→グループ化→
オブジェクトをパスへ変更→ノードツールでひし形のように調整→厚み部分を直線でつないで作成
 
【稲妻】
四角→新規ノードをセグメントに挿入→引っ張って形を整える
 
【パターンのサイズ変更】
調整の□〇×は、用紙の左上に出ることに注意
http://inkscapedesign.web.fc2.com/medium/pattern.html
 
 
【エクセルシートをコピーペースト】
新規でインクスケープを開く→エクセルシートを選択してコピー→インクスケープでペースト
→大きさを調整→不要な線を選択して消す。
 
【写真をトレースして作成】
写真をインポート→オブジェクト→オブジェクトのプロパティ→ロックする※これで画像が選択できず、動かない→一番奥から部品ごとにトレースする→できれば、囲われたオブジェクトで、フィルを白にする。→部品を外に仮置き→ロック解除して画像を消す→組み立てる
 
画像を拡大してトレースしても、線の太さも拡大されるため、組み立てても同じ太さをキープできる。
フィルを白にする。該当なしだと、下の部品が透ける。
 

インクスケープ練習問題サイト

http://ei-www.hyogo-dai.ac.jp/~masahiko/moin.cgi/Inkscape%E6%BC%94%E7%BF%92

【SVGファイル形式で保存】
はじめてSVGファイル形式で保存すると、Internet ExplorerやFirefoxなどのブラウザアイコンになる場合があります。

ブラウザのアイコンになっているSVGファイルををクリックしてみると、ベクター画像としてWEBで表示することができますが、このままでは、作業を再開したり再編集をすることができません。

Inkscapeを使って、作業途中を再開したり、画像を再編集したいときは、ブラウザのアイコンになっているSVGファイルを右クリックして、「プログラムから開く」「別のプログラムを選択」をクリックしましょう。

「このファイルを開く方法を選んでください。」のダイアログが開きます。その他のオプションから「Inkscape vector graphics editor」を選び「常にこのアプリを使って.svg ファイルを開く」にチェックを入れ「OK」をクリックしましょう。

「OK」をクリックすると、SVGファイルはInkscapeのアイコンになって、Inkscapeが起動します。これで、作業を再開したり、再編集をすることができるようになります。

【IrfanView】画像編集ソフト ※インクスケープで画像のサイズ変更ができないときなどに使用
ファイルをドロップダウンで入れる
画像→サイズ変更→DPIを400にしてOK
ファイル→名前を付けて保存
※ファイルをデスクトップで開いた状態の場合、IrfanViewで次の画像も表示可能

画像をIrfanViewで開き、範囲を選択してコピー、インクスケープにペーストも可能。

【メール添付でPNGを納品】
メールの「ファイルを添付」からPNGファイルを選択して添付する。
ドラッグだと、画像が張り付く。

【線の太さ】
はっきり見えたほうが良い
太線2mm 細線1mm で作成

 

Inkscapeで意匠図面作成

用紙の設定
ファイル→プロパティでサイズを変更(幅2362×高さ1779ドット)DPI値は規定 400dpiのみ。方向は横
ファイル→エクスポートで、サイズを確認する。違っていたら入力し直す。
詳細はこちらのリンク https://www.pcinfo.jpo.go.jp/guide/Content/Rules/ImageRules.htm

PNG形式のファイル完成

意匠図面の作成手順

https://www.koyamapat.jp/2019/04/18/rokumenzu/ 参照
六方向各1枚(+参考図もあり)
 ・正面図
 ・背面図
 ・左側面図
 ・右側面図
 ・平面図
 ・底面図

厳密にサイズを合わせる
図面の中に文字は入れない
参照図は、サイズ無視でOK

【機械製図基礎知識】工業製図

投影法の第三角法(日本)ヨーロッパは第一角法
正面図は、形状がもっともよく分かる面
線→太い実線は外形線、細い実線は寸法線、引き出し円、ハンチング(斜線の色塗り)
  細い破線は隠れ線、細い一点鎖線は中心線、基準線。※意匠図には、工業製図の隠れ線をいれない
線の太さ→極太4:太い2(意匠0.4mm):細1 (意匠0.2mm)
尺度は、JIS規定あり
正面図にできるだけ寸法を入れる。分かりやすさ優先でほかの図に寸法をいれていく。(ex奥行きを平面図にいれるとか)
※意匠には、寸法など図以外の情報は入れない。

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