特定技能試験の特徴と申し込み方法

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表
注1:職業紹介は植村貴昭が行います
 (屋号:日本海外人材支援機構)
注2:特定技能の登録支援は
 一社)日本海外人材支援機構が行います

特定技能試験 特徴と申し込み方法

分野ごとの試験の方法、合格率など

業種 学科試験 実技 頻度 合格率(前年度合計)
製造業3分野 筆記 あり 1~2回/年
ビル
クリーニング
あり あり 1~2回/年 67%
農業 コンピューター試験 なし ~10回/年 90%(2020/12は72%)
自動車整備 筆記 あり 1回 81%
漁業 コンピューター
(○x&選択)
あり
(写真&イラスト)
3回/年 実績はまだ(コロナの影響により)
次の国内試験は2021/3予定
飲食料品製造 ペーパーテスト

マークシート)

なし ~10回/年 79%
外食 ペーパーテスト

マークシート)

なし ~2回/年 60%
宿泊 筆記 あり 2回/年 61%
介護 試験コンピューター なし 6回/年 技能(コンピューターテスト):48%
介護日本語:50%
建築 あり あり 1~2回/年 作業によって(平均50%)
造船・舶用工業 あり あり   50%
航空 あり あり   57%

赤の職種:実技試験なし
農業、飲食品製造、外食
他の職種より受かりやすい

宿泊職業:合格率が高い
→専用の日本語知識が必要

介護:実技試験はないが、
技能+介護日本語の試験
→むずかしい 合格率~50%

各試験の特徴:1.農業

作業 下記いずれか選択できます:
農業技能測定試験 (耕種農業)
農業技能測定試験 (畜産農業)
実施方法 CBT方式(Computer Based Testing)
問題数 70問程度
時間 60分
合格基準 65%以上正解
結果 試験終わった後に結果が画面に表示される
料金 8000円
試験予定 リンク:http://ac.prometric-jp.com/common_contents/test-dates.html

毎月実施
申し込み方法は介護と同様(介護シート参照)

リンク
申込・キャンセル・変更期限 試験前の4営業日
その他 再試験:試験日の翌日から45日間は同じ試験を受けることができません。

勉強材料まとめ:https://asat-nca.jp/textbook/

HP:http://ac.prometric-jp.com/testlist/agriculture/agriculture_japan.html
リンク
団体まとめ登録不可。なお、団体でのバウチャー購入は可能。

 

各試験の特徴:2.飲食料製造

試験内容 ・食品安全・品質管理
・一般衛生管理
・製造工程管理
・HACCPによる衛生管理
・安全衛生知識
実施方法 ペーパーテスト(マークシート)
問題数 40問(学科30問、実技10問)
時間 80分
合格基準 65%以上正解
結果 試験の1か月後
料金 8000円
試験予定 未定、現在は年2回程度→次は4~5月の想定
団体登録 不可。なお、サポート担当者として登録可能
申込・キャンセル・変更期限 試験1か月前(HP要確認) OTAFF
その他 勉強材料まとめ:https://www.shokusan.or.jp/news/3199/


HP: https://otaff1.jp/gaisyoku/

勉強

 

各試験の特徴:3.外食

試験内容 ・衛星管理
・飲食物調理
・接客全般
実施方法 ペーパーテスト マークシート)
問題数 45問(学科30問、実技15問)
時間 80分
合格基準 65%以上正解
結果 試験の1か月後
料金 7000円
試験予定 未定、現在は年2回程度→次は4~5月の想定
団体登録 不可。なお、サポート担当者として登録可能
申込

キャンセル/変更期限

試験1か月前(HP要確認)
その他 勉強材料まとめ:https://www.jfnet.or.jp/contents/gaikokujinzai/


HP:https://otaff1.jp/gaisyoku/

 

各試験の特徴:4.宿泊

試験内容 「フロント業務」
「広報・企画業務」
「接客業務」
「レストランサービス業務」
「安全衛生その他基礎知識」
実施方法 学科:タブレットで出題・解答
実技:紙に書いた問題を黙読したあと、試験管の質問に口頭で答える
問題数 学科:30問
実技:実技試験は上のカテゴリーより、現場を想定した実際の対応能力を判定する
時間 70分
合格基準 65%以上正解
結果 試験~1か月後(HP要確認)
料金 3500円
試験予定 未定、年2回予定
申込・キャンセル・変更期限 試験1か月前(HP要確認)
その他 勉強材料まとめ:https://caipt.or.jp/tokuteiginou/download/20190414_kakomon.pdf


HP: https://caipt.or.jp/tokuteiginou/

 

各試験の特徴:5.介護

  技能評価試験 日本語試験
問題数・試験時間・試験科目 全45問 60分
(学科試験40問)
・介護基本(10問)
・こころとからだのしくみ(6問)
・コミュニケーション技術(4問)
・生活支援技術(20問)
(技術試験:5問)
・判断等試験等の形式による実技試験課題を出題
※出題基準(別紙)
全15問 30分
・介護の言葉(5問)
・介護の会話・声かけ(5問)
・介護の文書(5問)
実施方法 コンピューター・ベースド・テスティング(CBT)方式
受験料 1000円程度 1000円程度
支払方法 ・クレジットカード
・バウムクー(団体申し込みのみ)
試験結果の通知 試験終了後、試験会場のコンピューター画面上で試験結果を表示。
試験実施後5営業日以内を目途に、専用サイトにおいて
受験者が受験者名、試験名、試験日、顔写真、総合スコア、
合否などの情報をスコアレポートとして取得可能。
※合否基準:問題の総合得点の60%以上

 

各試験の特徴:6.JFT-Basic

実施方法 CBT方式(Computer Based Testing)
構成・問題数 60問程度
・文字と語彙:約15問
・会話と表現:約15問
・聴解:約15問
・読解:約15問
時間 60分
必要レベル A2 (JLPTのN4と同等レベル)
結果 試験終わった後に結果が画面に表示されます。
試験後5営業日以内に、予約サイトに判定結果が発行されます。→ログインして確認可能
料金 7000円
試験予定 http://ac.prometric-jp.com/common_contents/test-dates.html

年に6回程度実施、試験会場と日程を選択します。

申込・キャンセル

・変更期限

試験前の4営業日
その他 次の受験:前回試験日から30日経ってから申込可能

勉強材料まとめ:https://www.irodori.jpf.go.jp/elementary01/pdf.html自習サポートサイト:
https://marugotoweb.jp/ja/index.phphttps://www.jpf.go.jp/jft-basic/support/index.html

このテストでは、JF日本語教育スタンダードが日本語の熟達度を示すため採用しているCEFRの枠組みに沿い、「日本語で何がどれだけできるか」という課題遂行能力をレベル指標としています。課題遂行能力はCan-do (「できる」という文)で表し、6レベルに分かれています。このテストではA2レベルの一定程度の日本語能力を持っているかどうかを判定します。

 

特定技能の制度の説明についてはこちらのページをご参照ください。

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