第４章：著作権法の基礎知識 著作者人格権とは？
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植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士（取次資格有） 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
著作権法の基礎知識 著作者人格権とは？
第４．著作権法の基礎知識著作者人格権とは？
著作者人格権とは？1
これらを全て制限する一般規定なし（フェアユースも対応しない）
（１）公表権（18条）
公表の有無、時期を制限できる権利
（２）氏名表示権（19条）
著作物等に著作者が表示される権利
（３）同一性保持権（20条）
改変等されない権利
著作者人格権とは？2
３）同一性保持権（20条）：改変等されない権利
私的複製であろうと、同一性を害してはならない
人格的な権利であるからこれを、制限することには慎重な判断がされるのが通常
ときめきメモリアル事件(最高裁 平成13年2月13日)
脱ゴーマニズム宣言事件(東京高裁 平成12年4月25日)
法政大学懸賞論文事件(東京高裁 平成3年12月19日)
著作者人格権とは？3
著作者にのみ発生し譲渡、相続の対象とならない。死亡した場合には消滅する。
しかし死後これを害してはならないとの規定有(60条)
害すると刑事罰の対象となる(120条)
５００万円以下の罰金
永久権ではとの批判有り
非親告罪（生きている間は親告罪（123条参照））
職務著作とは？
１５条
（１）法人等の使用者の発意に基づき
（２）職務に従事する者が
（３）職務上作成すること
（４）法人等の名義で公表するもの
（↑ プログラムでは除かれる）
（５）契約等に別段の定めがないもの
その他項目はこちらの目次ページのリンクよりご覧ください。
文化省HP 著作制度の概要はこちら
https://www.bunka.go.jp/seisaku/chosakuken/seidokaisetsu/gaiyo/
