2:元特許庁審査官 弁理士 植村貴昭が教える!! 「米国特許実務」

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表
有料職業紹介許可有

元特許庁審査官 弁理士 植村貴昭が教える!! 「米国特許実務」№2

はじめに

世界の中の米国(特許)の位置づけ

巨額訴訟-アメリカ

Abbott vs Johnson & Johnson

1.67 B$(約1600億円)

リウマチの治療薬

I4i vs Microsoft

0.3 B$(約300億円)

wordに関する技術

巨額訴訟-中国

正泰集団 vs  Schneider Electric

3.3 億元 (約43億円)

実用新案(無審査)

ブレ-カの遮断器の構造

1.575億元で和解

巨額訴訟-日本

アルゼ vs サミ-(+ネット)

74億円(+10億円)

但し、無効となった

スミス・クライン・アンド・フレンチ・ラボラトリ-ス

vs 藤本製薬

25億6千万円

胃腸薬の製造方法の特許権の侵害

Latest Information on IP Lawsuit

アメリカの重要性・特殊性1

・市場の大きさ

・各国への波及効果

・標準化への影響(EUも重要、国多い)

アメリカの重要性・特殊性2

 

アメリカの重要性・特殊性3

世界の名目GDP 国別ランキング

統計・推移(IMF 2015)

アメリカの重要性・特殊性4

アメリカの重要性・特殊性5

・訴訟における損害賠償額がきわめて高い

(3倍賠償、日本の100倍)

・特許制度の特殊性

(調和の精神無、後述)

・法体系の違い(判例法と大陸法)

フラウドの概念(後述)

・個人発明家の保護(先発明主義)

・ディスカバリー

(アメリカ訴訟が高額になる原因)

アメリカの重要性・特殊性6

・パテントトロールの存在 トロールとは?

 

 

代理人について1

代理人への指示の仕方

・出願人からの指示に対しては

適切ではなくても指摘無く従うことが多い

英語の間違えも指摘しないことが多い

(失礼、責任逃れ)

・意見書まで書いて送るのは間違い

・代理人案は安全策である

(権利が狭いものを提案しがち)

代理人について2

・弁護士のなかで特殊性を認められた

者が特許弁護士になる。

そのため、きわめて高い地位を有している

報酬も高い傾向あり

・大ファームは高い報酬を要求

・報酬が高い=良い仕事ではない

審査官の特徴

・ネイティブではない場合有

会話が苦手ということが有

電話インタビューを嫌う人がいる

・数年でやめることが多い

弁護士のキャリヤの最初の一歩の位置つけ

・ずっといて、上級の審査官もいる。

 

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