激安・格安 15:申請前の商標調査
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
激安・格安で商標出願(商標申請)を受ける特許事務所 15
このシリーズでは、商標出願(商標申請)時に
もし商標を無断で使っている第三者(侵害)の際のことも考える必要があり、
そうでないと、権利行使の際に困ってしまうという、
激安・格安の特許事務所における問題点を書いてきました。
そして、出願時に申請する商品・サービスを
会社(商品・サービス)の将来も決めて、
商標出願(商標申請)をする必要があると書かせていただきました。
このことは、申請前の商標調査をするためにも重要です。
正確には、重要というよりも必須です。
これらが決まらないと、商標の調査もできないからです。
つまり、商標はその商標のマークと、
それを使っている商品(サービス)との組み合わせです。
その為、マークが決まっていても、商品・サービスが決まらないと調査できないのです。
もしくは、調査しても、どの商品・サービスが取れる可能性が高く、
逆に、どの商品・サービスが取れる可能性が低いのか、分からないのです。
ですから、調査の前提として、しっかりとその商標が使われる商品・サービスを
打ち合わせして決める必要があるのです。
そして、調査し、調査の結果、どうするのか決める必要があるのです。
例えば、
①全く先行商標がない ⇒ 当然そのまま申請すればいいです。
②一部先行商標がある ⇒ その部分が取れない可能性も考慮して考える必要があります。
どうしても欲しい商品・役務の場合は商標変更まで考える必要があります。
その為、調査後の打ち合わせ、すり合わせが、とても大事なのです。
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