激安・格安3:商標のコンサルディングで聞くこと一覧
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
激安の商標出願(商標申請)を受ける特許事務所 3
激安、格安、等の安価での商標出願を受ける事務所のメリットとデメリットについて、
前回の二つの記事で記載いたしました。
結論から、出願人側がある程度正確な知識を持ち、
かつ、簡単な出願の場合には、安い事務所に頼むのが一番経済的です。
しかし、
① より価値ある商標を取得したい場合
② 事業内容が新しい場合
③ 今後の発展を求める場合
④ 社内に詳しい担当者がいない場合
弁理士又は、弁理士と同等の知識を持つ専門の職員から
コンサルを受けなければならないとのことなのです。
もちろん、激安、格安、成功報酬、最低価格等と宣伝している事務所でも、
行っているところももちろんあるとは思います。
しかし、コンサルディングには、知識がある専門家(=弁理士等)が、ある一定の時間をかけて、
1 現在の事業分野
2 今後進出したい事業分野
3 現在、及び、今後の展開国
4 顧客ターゲット
5 競合他社の状況、市場の環境
などを、聞き出す必要があります。
つまり、商標出願(商標申請)、その価値のほとんどは、
専門家の知識とアイディアを要求するコンサル業なのです。
コンサルの結果、事業戦略、商標戦略を適切に策定する作業なのです。
常識的に考えて、激安、格安等を、売りにする事務所には困難だ!
と思いませんか。
先ほど書きましたが、もちろん、そのような事務所もあるとは思います。
ただ、専門家を揃えて、短時間で数をこなす事務所だとすれば、
難しいのは、お分かりいただけるものと思います。
さて、では具体的に、コンサルトは何をするのでしょうか?
以下、具体的に、説明いたします。
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