<> コラム

著作権70年時代

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表

著作権70年時代

たぶん今年最後のメールマガジンになると思います。
年末といえば、クリスマス、天皇誕生日、年末年始と、イベント盛りだくさんですね。

正直、子供ができてから面倒なことこの上ないです。
が、致し方ありません。

さてさて、本題ですが、
著作権の期間を、一律70年にするということになったようです。

以前までは、映画の著作権だけ70年で、他の著作権は50年という、
映画だけが優遇されておりました。
今回の改正で、全て同じにするということになったようです。

なぜ、映画の著作権だけかというと、前も書きましたが、
東京と言いつつも千葉の浦安に生息している「黒いネズミ」
のせいの可能性が高いと書きました。

この黒いネズミの会社は、世界的にも最も強いロビー活動力を持っていることから、
アメリカ本土のみならず、日本にも影響力を行使した結果だと私はにらんでいます。

他の著作にかかわる企業、作家さんなどのロビー活動が効を奏したのか、はたまた、
映画だけ著作権が長いという不公平はかっこ悪いと思ったのか、よくわかりませんが、
今回、前述のように、著作権期間は、70年になりました。

なお、前にも書かせていただいたよう(書いたっけ?)に、
著作権の期限の計算はとても面白いのです。

普通の期限は、「1年ね!」と言ったら、今日から数えて、365日後の日になるはずです。

しかし、著作権は、1年後の属する年の年末の12月31日が終わる瞬間までなのです。
そのため、著作権で著作権の期限は1年
(実際は、今回の改正で70年ですが、分かりやすく1年にしました)
とした場合で本日に著作物を作った場合、
来年の12月31日にその期限が来ます。370日ぐらいしかありません。

他方、もう少し待って、1月1日に同じように著作物を作った場合、
再来年の12月31日までになります。730日もあることになります。

著作権期限の1年

うーん、不思議な法律だなぁと思っています。
ちなみに、なんでそうなのって調べてみたいと思いましたが、
植村は、ミャンマーに向かう飛行機の上で、この原稿を書いているので、
ネットがつながらず、グーグル先生がいないので断念しました。

なお、皆様から、「飛行機を降りてから検索しろ!」という心の声も、
聞こえる気もしますが、うーん、めんどいので無視してしまいます。

 

専門家からのアドバイス

というわけで、著作権に関して何かするなら1月1日がお勧めです。(「短か!!」)

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編集後記

前に見た光景のお話です・・・・。

あるところに、父親と、その長男がおりました。
父親は、自分がその子の相手をしたくないために、自分のおさがりのタブレットを与えて、
パズドラレーダ(ポケモンGOのようなもの)をやらせておりました。

しかし、そのパスドラレーダーのために、休みの前になると、
1時間以上もその長男を連れて、自転車で夜中走り回るはめになり、
アッシー(←死語)として使われることになりました。

めでたしめでたし。

ちがーぅ!!
めでたくないです。そして、話はここで終わりません。

では、もう少し。
その父親は、走り回る途中で、休憩と称して(最安の休憩所としてマクドナルド)
で休憩取ることを日課にしておりました。

その父親は、アッシーをやることについて不満もありましたが、
その長男と2人で、その休憩所(しつこいようですが、マックです)で、
飲み物を飲みながら二人で親子の会話を楽しみにしておりました。

・・・・・しかぁーし、息子は、ゲームに夢中で、かまってくれないのです。
一人寂しく、ほっとコーヒS(100円)を飲むだけなのです。

(ちなみに、その長男は、130円のパックのジュースです。
お金の問題ではないですが。・・・)

という、光景を見ました。
誰が何と言っても、私のことじゃないですよ。

本当に!
とほほ

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