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春の嵐|特定技能 ビルクリーニング

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表

春の嵐

風が強い日は一見動かないように見える物でも倒れてしまう場合があります。

例えば、工事現場の仕切り板といった風を受け止め易い物は
しっかり固定されていないと倒れてしまいますし
クレーンで吊り下げられている物も揺れてしまい
最終的には自重で大きく動きだす事もあります。

強風注意報と安全意識

より身近なものでは、自動車が風に煽られて、ハンドルを切り間違う事もあるのです。

歩行者は、できる限り工事現場など、
重くて固定されていない物が多い場所の近くは避け
車道からも距離を取る様にすると安全です。

そしてドライバーも、速度を出し過ぎないように注意しつつ
トンネルの出口や橋の上などでは、急に横風が強くなる時があるため
気を付けて運転する必要があります。
歩行者や障害物を避ける時は充分な間隔を空けるようにしましょう。

ウエザーニュースより

今日、1月8日(水)は低気圧が急速に発達しながら日本海を進みます。
全国的に風が強く、冬の嵐というより、春の嵐のような一日です。

日本海を進む低気圧が猛烈に発達するため、全国的に風が非常に強く吹きます。
西日本から東北の沿岸部は20m/Sを超える風により
暴風警報が発表される可能性があるレベルです。
風による鉄道や道路への影響、飛散物などに警戒をしてください。

低気圧から伸びる寒冷前線が通過するタイミングで雨が強まります。

西日本は未明から早朝、東海は朝、関東は昼ころに前線が通過する見込みです。
短時間の強雨に加え、落雷や突風にも注意が必要です。

冷たい空気が残る東北は北部の内陸で湿った雪が降り続き、大雪となる見込みです。

山間部では50cm前後、盛岡市など内陸の市街地では10~20cmの雪が予想されます。

湿った重い雪ですので、倒木による停電や鉄道の運行への影響などのおそれがあります。
除雪はこまめに進めると良さそうです。

不在時の自宅で起こる事故

強風の時に、最も対応が難しい事故です。
例えば、洗濯竿が吹き飛ばされてしまったり、プランターが倒れてしまうという事があります。
もしも、近くを歩く通行人に当たってしまい、
ケガを負わせてしまったら責任を問われる事になりかねません。

不慮の事故を防ぐためには、日頃から備えておくことが大切です。

洗濯竿をロープで固定したり、外して地面に置いたり
プランターに風除けを置いてあげるだけでも事故が起こる可能性を減らせます。

また、強風が起こる時は天気予報などで注意が呼びかけられる事があります。
気象庁が発表する強風・竜巻注意報があれば、
該当する地域では、突然の突風による被害がありうると考えることが必要です。

事前に分かっていれば、ベランダ上のプランターを下に降ろしたり、
洗濯物を屋内に干すといった対策も立てやすいでしょう。

去年の台風15号のような被害が起きませんように・・・
防災も事前に計画を立てて対応しましょう。

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