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仕事初め|特定技能 ビルクリーニング

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表

仕事初め

年の始めの 例(ためし)とて
終わり(おわり)なき世の めでたさを
松竹(まつたけ)たてて 門ごとに
祝(いお)う今日こそ 楽しけれ

おとそ気分も抜けきらぬ内に、仕事初めを迎えました。
今日五日は仕事初め、ビルメンにとっては、
点検(検針)に始まり、点検(検針)に終わるのです。

「おかしいな~、しばらく様子を見ようか。」
・・・数日後
「壊れた!業者呼んで交換してもらおう。これ施工が悪いね。
 こんな工事してたら壊れるの当然だわ」

これでOK。

ってゆうか、こんな人が多いみたいです。
なぜなら、楽して給料もらえればオーナーや管理しているビルや
会社の事なんてどうでもいいと思っている人、結構多いんです。

そもそも、毎日点検(検針)している訳ですが(というか点検(検針)と監視がメイン業務)
何のために点検(検針)しているのかを考えないといけないと思います。

 

毎日の点検作業の重要性

例えば、毎日決まった時間に電力のメーターを確認します。
そこで、いつもより数値が大きかったら・・・

A:その日にビル内で何かイベントがないか?
  天候(気温)はどうだったかな?

B:その数値を点検表に記入して終わる。

このAとBの差が積み重ねられて、大きな差になっていくんだろうと思います。

Aであれば、
 点検(検針)をすることで、いつもと違うみたいだな・・・
 あれっ、何だかおかしいな?
 ということに気づき、故障や事故を未然に防ぐことができます。

Bであったとしたら、
 点検(検針)するという行為そのものが目的になってはいませんか?
 そして、そのことに気づいてはいない!!!

あんまり気合いを入れて張り切り過ぎると疲れます。
資格を取って、給料が上がっても妬まれます。
修繕が上手くなると、何にも教えてくれなくなります。

メーターの数値がいつもと違うときにどう考えるか

自分が配属されているビルの全体を把握するまでは、忍耐、ただひたすら耐え忍びましょう。
でも、腐らずに上を向いて入れば、
その内に色んな事が解ってくるし、気づいて来るハズです。
そのビル特有の運用方法とか、設備のクセなんかが解って来るものです。

辛い時もありますが・・・、その内にきっと良いことがあります。

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