4:元特許庁審査官 弁理士 植村貴昭が教える!! 「米国特許実務」
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
元特許庁審査官 弁理士 植村貴昭が教える!! 「米国特許実務」№4
PCT活用
PCTにおける処理
1 ISR(国際調査報告)に加えて見解書(WO/ISA)
も通知される。
19条補正が可能
2 IPER(国際予備審査報告)
34条補正が可能
↓
反論を受けないため、厳しい審査の可能性有
ダイレクトPCTの検討
請求項5個、明細書の追加手数料なし(30枚)を想定
優先日から9ヶ月でISRを受領
→移行等の検討が可能
実際に移行するまで優先日から30ヶ月の猶予
絶対に外国に出ないもの以外はダイレクトPCTが有利では?
審査請求から1年で拒絶理由
通知を受領?
→国際出願の当否を12ヶ月で判断しなければならない
何の資料もなく国際出願の可否を判断する必要あり
出願時に判断できないものが12ヶ月で判断可能か?
PCT移行期限の検討
期限(基本:優先日より30ヶ月)
日本 30ヶ月
米国 30ヶ月 英語 翻訳文無しで移行、補正指令の後、翻訳文提出する方法有(2ヶ月)
欧州 31ヶ月 英語等
中国 30ヶ月 中国語 2ヶ月延長可能 延長料金必要
PCT移行期限の検討
期限(基本:優先日より30ヶ月)
インド 31ヶ月 英語、ヒンディー語 委任状は6ヶ月 追完可能
ブラジル 30ヶ月 ポルトガル語 委任状は60日の追完可能
ロシア 31ヶ月 ロシア語
植村総合事務所のHPトップはこちら
「米国特許実務」目次ページはこちら