明細書と発明の詳細な説明の違い(相違点)|特許要件
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
「明細書」と「発明の詳細な説明」の違い(相違点)
Answer(答え)
実は、ほとんど差が無いですし、私は正直区別しておりません。
普通では
明細書=発明の詳細な説明
と考えていただいて問題ないです。
ぶっちゃけて言うと、気にする局面ではない!
が答えです。
厳密に言うと!
厳密にいうと、
明細書=発明の詳細な説明+発明の名称+図面の説明
ですが、発明の名称も図面の説明も、ちょっとですし、
重要性が皆無に等しいので、
普通は、図面の説明も発明の名称も、発明の詳細な説明の中でも記載する内容なので、
特段、別に考える必要はないです。
ただ、発明の詳細な説明という言葉自体は、出願書類(申請書類)には出てきません。
もっとも、審査官は発明の詳細な説明中にどうとかこうとか、
とかいてきますので、
実務では、「発明の詳細な説明」の方が、普通です。
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