激安・格安7:漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字・英語のどの商標で出願すべきか:4つの視点
植村 貴昭 この内容を書いた専門家 元審査官・弁理士 行政書士(取次資格有) 登録支援機関代表 有料職業紹介許可有 |
激安・格安で商標出願(商標申請)を受ける特許事務所 7
漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字のどの商標で出願すべきか
1 関連情報
激安・格安で商標出願(商標申請)を受ける特許事務所!?シリーズ第7回目
なお、ロゴと文字のどちらで申請(出願)した方がいいか、については、
ロゴ商標と文字商標どちらにすべきですか?
を参照ください。
漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字は、例えばこんなイメージです。
漢字 | ひらがな | カタカナ | ローマ字 | 英語 |
侍の魂 | さむらいのたましい | サムライノタマシイ | SAMURAI NO TAMASHI | SPIRIT OF SAMURAI |
2 大前提!
どれを商標出願するか決めるのに最も重要な要素は、
どれを使うかです。
全部使うのであれば、どれを、
-
- 一番メインとして(重要なものとして)使うか
- 使用頻度が高いのは
で決めるべきです。
つまり、使い方から決定すべきなのです。
3 不使用取消審判
なぜなら、商標は使っていないと、
不使用取消審判で取り消されてしまうからです。
このあたりは、↓のページに詳しいです。
不使用取消審判:登録時の注意!
ざっくり言うと、
「富士山」で商標を申請(出願)してとっても、
「ふじさん」でしか使っていないと、取消される可能性があるということです。
「ふじさん」からは、「藤さん」という
全く異なる外観や観念を生じかねないからです。
4 全部取らなければならないのか?
漢字・カタカナ・ひらがな・ローマ字を全部使う場合は、
全部取らなければならないのかという場合には、
理想的には全部取るべきです。
ただ、費用が・・・というのも普通ですよね。
一応、そのような場合は、弊所は安くしますが、
それでも、費用がかかることは間違いないわけです。
そのような中で、どれを選ぶかという場合には、以下の4つの視点から考えてください。
・ ひらがなは、やさしいイメージを持たれる
・ カタカナは外来語のイメージです。
・ 漢字は特定の意味を強く意識させ、難しい漢字はそれ自体ロゴとして機能します。
・ ローマ字は、ローマ字読みだけされるわけではなく、英語読み・フランス語読み等される恐れがある。
5 まだ何を使うかまで決定していない時!
以上は、漢字・カタカナ・ひらがな・ローマ字の
いずれを使うか決定している場合の時のお話です。
では、実は、まだそこまで決まってません・考えていません
という場合は、どうすればいいのでしょう。
そのような場合こそ、弊所の最も得意とする
コンサルティングが必要な状況です。
以下、説明させていただきたいと思います。
6 考えるべきこと(コンサルティングの例)アジア出願での注意点
前回は文字商標(標準文字商標)とロゴ商標の違いがあり
そのあたりのコンサルが必要だと記載させていただきました。
さらに、場合によっては、
商標そのもののついても、
商標出願する方は、コンサルティングを受ける必要がある場合があります。
具体的には、 例えば、その商標は
日本語の漢字のままでいいのか
です。
例えば、「豊田」などの商標を出したいといわれたとしてます。
その会社が、今後、海外展開するなら、このような文字は、 外国人が全く読めません。
その為、
①英語表記での提案
②英語表記の併記などを検討する
必要があります。
また、残念ながら、
漢字のみの商標はアジアでは適切でない場合
があります。
漢字のみの商標の場合、日本のものとアジアの消費者に認識されず、
中国の商品だと思われてしまうことがあるのです。
日本人の感覚だと、あまり締らないような気もするのですが、
① カタカナ
② ひらがな
など
日本独自の文字を入れるというのは、一つの戦略なのです。
このことは、なかなか分からないのですが、アジアではそうなのです。
関連ページ
まとめたページは下記です。
安いが全て!:激安・格安で商標申請・商標出願を受ける特許事務所(商標事務所)