<> コラム

黒い鼠の回:ミッキーマウス(ディズニー)の著作権のお話です。

植村 貴昭
この内容を書いた専門家
元審査官・弁理士
行政書士(取次資格有)
登録支援機関代表

黒い鼠の回:ミッキーマウス(ディズニー)の著作権のお話です

前回の配信から約2週間となりました。
元特許庁審査官:弁理士植村貴昭です。(行政書士もやっています)

このメールマガジンは、全て私及び弊社スタッフが直接お会いして、
お名刺を頂戴した方に配信させていただくものです。
できれば、できれば、迷惑メールに分類しないでいただけるとうれしいです。

さて、今回は7回目です。

少し、やばい話をしようと思います。
何度も、このメルマガで、ほのめかしてきた、あの「黒い鼠」のことです。

正直、これを書くのは、勇気が要ります。
でも、書いちゃうんだもん、書いちゃうんだもん。

さて、「黒い鼠」ってなんのことだと思います?
それは、千葉人なのに東京人と言っている、あいつです、あいつ。

黒くて、鼠!=英語で、マウス!そう、ミッキーマウスです。

ディズニーは、おそらくですが、著作権で最も利益を得ています。

その利益を守るため、膨大な政治献金等のロビー活動をして
アメリカ議会を動かしていると言われています。
そして、日本等の外国にもアメリカの力を背景に、
その利益を守ろうとしていると言われています。

その結果どんなことが起こっているかというと、
アメリカのみならず日本でも著作権の権利期間がどんどん伸びているのです。

そのため、このアメリカの著作権を延長した法律は、
「ミッキーマウス保護法」とも呼ばれています。
著作権の長期保護と「黒いネズミ」

私は、著作権の保護はとても大事だと思っています。
しかしながら、あまりに長い期間それが保護され、
2次創作(前のメルマガの著作権法第27条で書いた内容です)をも保護するのは
やり過ぎだなだと思います。

専門家としては、著作権の保護期間のことをみなさんにも考えて貰えればと思います。

―― その他 ――

では、第8回をお楽しみにしてください。

さすがに著作権、飽きてきていませんか?
私も、著作権のことしか詳しくない奴だと思われるのは、
今後の営業的に非常にまずいので、次は他のお話をしようと思います。

また、今回も最後までお読みくださり、本当に有難うございます。

月2回程度の配信を予定しており、
購読いただく方に過度のご負担をかけないようにする予定です。

あと、質問感想とか送ってくださるととても嬉しいです。

また、実は、税理士さん・社長さん向けに小冊子を作りました。
本来は有料なのですが、
私のHP(polaris-ip.comと検索くださると出てきます)からご請求していただいた方には、
無料でお送りさせていただいております。
少しでもご興味がございましたら、申請してくださると嬉しいです。

さらに、FB(フェースブック)で友達になってくださると嬉しいです。
是非、申請いただけると嬉しいです。

特許庁のHPはこちら
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―― 編集後記 ――

最近、人生ゲームを買いました。

息子も大好きです。
ちなみに、いつもどおり負けると泣きます。

そのため、最近は止まったマスの効果を、息子が決める特殊スゴロクになっています。

私にもちゃんと、マスに止まる毎にゲームのお金をくれる効果を作ってくれます。
ただし、必ず、彼よりもすこし少ないお金になるように、調整されます。

彼は、自分がすごく優しい人間だと思っています。
しかし、「・・・おい!それで優しいつもりか・・?」と言いたいです。